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フルフィルメント戦争
 最近、アパレルeコマースにおけるフルフィルメントの動きが活発だ。



<最近のフルフィル関連の主なニュース>

.侫.奪轡腑鵐Εーカー、フルフィル再構築に着手

▲瀬ぅ▲皀鵐疋悒奪鼻DHLと提携しEC支援を展開



<メーカーとマーケットプレイスにおけるフルフィルのあり方>

フルフィルメントは、ECの中でコストの大きな部分を占める。
しかし、初期投資、業務フローの改善、リソースの確保や教育など
構築から運用にかかる諸々のコストやリスクを考えると、
メーカーが自社で持つには重すぎるため、外注という選択肢は自然だ。

ユナイテッドアローズやビームスも以前には内製フルフィルの自社ECを開設したが、
それぞれ短期間でクローズして、今はスタートトゥデイに外注している。

青山商事のように規模と長期戦略がない限り、
今後もメーカーがフルフィルを外注するという流れは続くだろう。


メーカー側だけでなく、マーケットプレイスでも同様で、
これまでamazonやZOZO以外のマーケットプレイスの多くは
メーカーから受けた商品のフルフィルを3PLへ外注していた。

しかし、当然そこにはコストが発生するため、
競争力に大きく影響して来る。

ZOZOが売上と同時に利益率も伸ばし続けているのに対し、
マガシークやスタイライフの利益率が非常に低いのは、
フルフィルが内製か外注かにも寄る所は大きい。
マーケティングなど販売側の違いが注目されがちだが、
フルフィルコストを広告宣伝費やマーケ費に充てられることを考えれば、
コスト構造も含めたモデル全体の勝負とも言える。

マガやスタイライフがどんなに販売側を強化しても、
今のままではまずZOZOには追いつけないだろう。
(あれ?スタイライフって外注?のはず・・・)

ファッションウォーカーがフルフィルを内製化するというのは、
こういった危機感も十分に持ってのことだろうし、
マーケットプレイスとしてあるべき姿だと思う。


ここまでで整理すると、メーカーはマーケットプレイスに外注、
マーケットプレイスは内製、というのが主流となり、
フルフィル戦争は、マーケットプレイス間で起こることになる。



<新たなフルフィル事業の展開>

一方で、ダイアモンドヘッド(DH)社のように、
3PLも新たな方向性と強みを打ちだそうとしている。

ここはメーカーをターゲットにして、
効率化によるコスト削減だけではなく、
今回のDHLとの提携のようにサービスの幅も広げようとしている。

特に、プレビューシステム(画像共有)と
ストックコントロールシステム(在庫共有)では、
複数のEC(自社ECに加え、他マーケットプレイスも含む)で
同じ画像と在庫を使おうというもので、
これが広がればメーカーの在庫を一元管理することができる。


実はこれ、去年11月にスタートトゥデイがヤフーとの事業提携の際に、
FDB(ファッション製品データベース)事業として発表している。

画像や採寸を含む製品情報を共有するということは、
一度その製品は物理的にSTに預けられるということで、
これに在庫共有を加えればDHの構想とほぼ同じだ。

今回、DHがSTよりも早くスタートした形になった。

ただ、メーカーからすればリプレイスのハードルはあまり高くない。
それがZOZOで出店しているブランドであればなおさらだし、
恐らくSTはフロントもバックも全て取ろうとしているはず。

DHとしては、DHLとの連携を通したグローバル展開のニーズ開拓や、
他のマーケットプレイスとのIFの親和性などの強みで対抗か。


フルフィルの事業に新たなレイヤーが現れ、
そこでも戦争が起こってくることになりそうだ。



<フルフィルの今後とwajaのポジション>

近年、EC中心に小売りの販路は増え、
ソーシャルメディアの活用などツールの変化は激しいが、
物を売るのに今後も絶対変わらず必要なのは物流であり、
ECだったらフルフィルは欠かせない。

あまりユーザの目には映らない地味な世界だが、
今後ますますフルフィルにおける競争は激化してくるだろう。

wajaは、ECの中でもC2Cにおけるフルフィルという点で、独自路線だ

C2C(=品番あたりのロット数が超少ない)でのフルフィルは、
「そんな面倒なこと儲からないでしょ」と言われ続けて来たが、
だからこそ差別化であり参入障壁だと信じて
業務効率化を極めるべくストイックに改善を重ね続けてきた。


ただ、ここも市場が大きくなれば当然戦争は起こる。
WWDでwajaとBUYMAが「バイヤー系ショッピングサイト」と括られていたが、
リユースマーケットも合わせてC2C市場と考えれば、
フルフィルではブランディアやクラウンジュエル(→ST)も加わる。

『最強のフルフィルメント』を謳うwajaは、
登録業務の標準化、スタジオあたり撮影スピード、画像加工の自動化など、
商品あたりの業務効率化で見れば最強かもしれないが、
規模を見れば全然最強ではない。
(C2Cではまだ大規模フルフィルは存在しない)

早く規模を拡大して、効率化を維持・向上させ、
自他共に認める最強にならないといけない。


| waja(ビジネス) | 18:39 | comments(0) | trackbacks(2) |
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